Nutmeg advent calendar 2024

目標達成するための考え方

目標達成するための考え方

はじめに

こんにちは! NUTMEGののぶです。 アドカレ2024の20日目を担当します。

今回は、NUTMEGの活動以外にも研究活動や就活のときにも使える目標設定の考え方についてまとめます。 物事を効率よくするには、目標を明確に定め、ゴールまでの道筋がわかりやすくすることが必要です。 個人からチームまで、人数などによって使いやすい手法が変わるので、そのあたりも整理してみようと思います。

概要

このページでは次の内容について整理します。 それぞれ興味を持ったものは、さらに調べてみるとよいかと思います。

  • PDCAサイクル
  • SMART
  • WillCanMustシート
  • GORWモデル
  • KPT
  • SWOT分析

目標達成のための手法解説

PDCAサイクル

概要: PDCAは、Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の4ステップを繰り返す手法です。業務やプロジェクトを進める際に効率的に改善を繰り返し、目標を達成するために活用されます。

使い方:

  1. Plan: 明確な目標を立て、達成のための具体的な計画を作成します。
  2. Do: 計画を実行します。
  3. Check: 実行結果を確認し、目標とのギャップを分析します。
  4. Act: 改善点を反映させ、新たな計画に繋げます。

応用例: サークルでのイベント企画や研究の進捗管理など、継続的な改善が必要な場面で活躍します。

SMART

概要: SMARTは目標設定を明確にするためのフレームワークです。

構成:

  • Specific(具体的)
  • Measurable(測定可能)
  • Achievable(達成可能)
  • Relevant(関連性がある)
  • Time-bound(期限がある)

使い方:

  1. ゴールを具体的に言語化します。
  2. 達成可能かつ測定可能な基準を設定します。
  3. 時間的な制約を設け、達成期限を明確にします。

応用例: 「2か月以内に新入生30人を勧誘する」など、サークル活動や個人目標の設定に最適です。

WillCanMustシート

概要: 自分がやりたいこと(Will)、できること(Can)、やるべきこと(Must)を整理するためのツールです。

使い方:

  1. Will: 自分が本当にやりたいことをリストアップします。
  2. Can: 自分ができるスキルや知識を整理します。
  3. Must: 現状や目標においてやらなければならないことを明確にします。

応用例: キャリア設計やプロジェクト内での役割分担に活用できます。

GROWモデル

概要: 目標達成に向けたコーチング手法の1つで、次の4つの要素から構成されます。

  • Goal(目標): 達成したい目標を設定します。
  • Reality(現状): 現在の状況を分析します。
  • Options(選択肢): 達成に向けた可能な選択肢を考えます。
  • Will(意志): 実行する具体的な行動計画を決めます。

応用例: 新しいプロジェクトを始めるときに、目標と行動計画を明確にするのに役立ちます。

KPT

概要: 振り返りのフレームワークで、活動の良かった点や課題を整理し、次回への改善を考える手法です。

構成:

  • Keep: 継続すべき良い点
  • Problem: 改善すべき課題
  • Try: 次回試したいこと

使い方:

  1. 活動後にメンバー全員で振り返りを行います。
  2. 各カテゴリに沿って意見を出し合います。
  3. 次回に向けた具体的なアクションを決定します。

応用例: イベント終了後の振り返り会で活用することで、次回の成功率を上げられます。

SWOT分析

概要: 自分やチーム、プロジェクトの現状を分析するための手法です。

構成:

  • Strengths(強み): 内部の強み
  • Weaknesses(弱み): 内部の弱み
  • Opportunities(機会): 外部のチャンス
  • Threats(脅威): 外部のリスク

使い方:

  1. 4つのカテゴリで現状を整理します。
  2. 強みを活かし、弱みを克服する戦略を立てます。
  3. 機会を最大限活用し、脅威を最小限に抑える行動を計画します。

応用例: サークルの活動方針を考える際や、新たなイベント企画の戦略立案に役立ちます。

おわりに

今回紹介した手法は、どれも目標を明確にし、効率的に達成するために役立つものです。 私は、研究活動でPDCAをよく利用しています。 どの手法でも、現状を分析し、見つかった課題点を改善させるために目標を決める流れになっています。 何か悩んでいる時には、現状を分析する習慣を身に着けることが重要だと思います。 今回の内容は、サークル活動だけでなく、研究や就活、さらには日常生活にも応用できるのでぜひ試してみてください。