お久しぶりです。10月から技大祭実行委員会情報局長兼NUTMEG代表に就任した若月です。
代表としての意気込みやNUTMEGをどのように運営していくかなど、書いてみたい内容は色々ありました。しかし、12月ということで、今年の自分の行動を振り返ってみたくなってしまったので、振り返ろうと思います。
4月末、NUTMEG加入のための面接を経て、僕はNUTMEGに加入しました。
この頃は「大学生活を楽しめればいいな」くらいの気持ちでしたね。
5月の始めは正直あまり覚えていません。時間が経ったこともありますが、編入したばかりで学校生活が忙しかったのが大きいかなと思います。5月末、NUTMEGとして本格的に活動していくきっかけが訪れます。それは、前回のブログでも書いた「限界開発」です。
僕は高専時代からアルバイトとしてチーム開発をしており、技術力にはそれなりの自信がありました。しかし、世界は広かったです。僕と数年しか変わらない人たちがバリバリ開発している姿を見て、ものすごく興奮したことを今でも覚えています。
この頃の僕は、限界開発で開発の楽しさを改めて知り、技術者として活動していくことを考えていました。複数のプロジェクトやチームに参加したのはこの頃だったと思います。しかし、ここでまた転機が訪れます。M2の先輩との1on1です。NUTMEG-Seeds内でのチームビルディングとして1on1の機会があり、OKRを実施しました。
ちなみに、OKRでは以下のような目標を決めました。
この中の「毎週誰かとよもやまする」という目標を達成するために、よもやまをやりまくっていた気がします。その結果、僕は新入生ともっと仲良くなりたいと考え、思い切って新入生だけで親睦会を行うことを決意しました。
高専時代の僕は何かの企画や、人前に立つのが苦手だったのですが、いつの間にか親睦会を企画しちゃっていましたね。(先輩、やる気を出させてくれてありがとうございます。)
親睦会は無事成功し、新入生とも仲良くなることができました。
はい、ここまで順調にNUTMEGとしての活動を頑張ってきました。しかし、この7月は学生である以上必ず訪れる試練が立ちはだかったのです。
試験&レポートです。もちろん、ただの試験ではありません。編入してから最初のテスト。つまり、研究室配属がかかった試験です。僕が狙っていた研究室は5人まで入れるため、5位以内で確定、最低でも15以内には入りたいところです。
まさに地獄のような時間でした。NUTMEGとして活動しまくっているうちに、勉強のやり方を忘れた僕は一旦活動量を最小限にし、勉強に専念しました。
結果、5位に入り込むことができ、研究室配属を乗り越えました。ちなみに、1位と3位の人もNUTMEGのメンバーで、同じ研究室に配属が決まりました。
夏休みです。技大祭一ヶ月前ということで、NUTMEGの活動も本格化してきました…と言いたいところですが、その時僕が所属していたプロジェクトは大体がピークを超えていたので、これといって仕事はありませんでした。
では8月は何をしていたのか。答えはバイトです。(ちなみに前述したバイトとは別です)
企業と学生をマッチングさせるためのwebサイトを、一ヶ月で作るというものでした。PM1人、デザイナー1人、プログラマー2人と人数もかなり少なかったです。
使用技術はHTML、CSS、Ruby、PostgreSQLです。このアルバイトでは、何度かハプニングが起きました。
1つ目は使用技術の変更です。最初にお誘いを受けた時はHTML、CSS、PHP、MySQLとのことで、僕が使用したことのある技術でした。しかし、いざ始めようという時に、使用技術の変更が起きました。(変更の報告を受けた時はめちゃくちゃ焦りました)
2つ目はプログラマーの少なさです。2人いるから大丈夫だと思っていたのですが、1人は社会人だったため、夜しか活動できず、日中も動ける僕がほとんどコーディングしなければならない状況でした。(睡眠時間なさすぎ…)
3つ目はデザインが決まらなかったことです。デザイナーは僕と同じく学生だったため、仕事がプロ並みに早いわけではなく、期限を1週間ほどオーバーすることになってしまいました。
4つ目はデプロイ問題です。デプロイはPMが行う予定だったのですが、PMの抱える他の仕事にハプニングが起きたため、急遽僕がデプロイをすることになりました。興味はあったものの、デプロイ経験のなかった僕は死に物狂いで勉強し、なんとか乗り越えました。
そんなハプニングだらけのアルバイトでしたが、数日間の遅れが出たものの、無事完成させることができました。(よかった〜)
このアルバイトを通して、僕はあることを決意しました。それは、デザイン・デプロイ知識の習得です。元から興味はあったのですが、今回のアルバイトで決意に変わりました。
技大祭実行委員会最重要イベント…技大祭!!!
の前に、大事なことがあります。次期局長候補の決定です。この頃にはすでに、僕の中では局長になりたいという思いが強くありました。
理由は単純。技大祭実行委員会の仕事が楽しいから。本来はもっと深い理由が必要なのかもしれませんが、僕の中では十分な理由でした。その頃の局長と話をし、次期局長として技大祭に臨むことが決まりました。
人生で初めての技大祭。目一杯楽しみました。想像よりも来場者数は多く、規模の大きさに圧倒されました。また、初めての当日シフト。全て初めての仕事でしたが、無事にやり遂げることができました。
準々備日、準備日、当日1日目、当日2日目、どこをとっても楽しかったです!!
来年の技大祭が楽しみすぎて朝も起きられません。
技大祭の最後にはみんなで集合写真を取りました!!
集合写真も撮り終わり、帰ろうとしていた時、局長に呼び止められました。
会議室に呼び出された僕たちは、局長たちからあることをお願いされました。片付け日の指揮です。これは毎年行われる恒例行事で、新執行部が指揮を練習するための場となっています。
片付け日は反省の連続でした。確認不足や連絡不足、ハプニングに対する対処能力の低さ。最初はなぜ新執行部にやらせる必要があるのかと思っていた片付け日の指揮ですが、やってよかったと思っています。
片付け日で失敗することで、自分の弱みを再確認し、本番である技大祭で失敗しないよう、事前に準備することができる。良い伝統だなと感じました。片付け日が新執行部にとっては一番の準備日になりましたね。
ちなみに余談ですが、技大祭を全力で楽しんだ技大祭実行委員たちは、後日みんな仲良く体調不良になりました。(技育展にも参加するはずだったのに行けなかった…)
技大祭も終わり、ついに引き継ぎが行われました。
引き継ぎ終了後、僕は情報局長になるとともに、NUTMEGの代表にもなりました。
急激に増える仕事に対して「無理だ…」となることを心配していましたが、あら不思議。楽しくて仕方がありません。加えて、時間がなくなったことにより、長時間ダラダラすることができなくなりました。これにより、むしろ仕事が効率的になり、より多くの仕事がこなせるようになりました。(やったー!)
僕のやる気の向上はまだ止まりません。さらに時間を絞り出し、僕は2つのハッカソンに参加しました。
そのハッカソンでは僕はリーダー(PM)を務めつつ、インフラ方面のタスクをこなしました。インフラ方面のタスクなので、もちろんサーバ構築・デプロイも行いました。
先輩からミニPCをもらい、1から勉強を始めました。OSのインストールやVM・CTの作成など、全てが初めてだったので苦戦しましたが、1週間ほどでデプロイまで走り抜けることができました。
まだまだ終わりません。僕はハッカソン終了後、デザインの勉強会に参加しました。先輩にwebデザインについての知識を一気に叩き込んでもらい、実際にデザインをやってみました。
結果は、驚くほどにデザインができるようになっていました。これまでは全くできなかったロゴの作成やページデザインなど、多くのことにチャレンジできるようになりました。
この10月をもって、僕は8月の反省点を改善することができました。
11月は情報局やNUTMEGとしての仕事より、執行部としての仕事が中心でした。
テーマ・目標・カラー決めや各局の定義についての議論、他大学との交流など、少し忙しい日々が続きましたが、楽しい日々を送ることができました。
楽しかったと言っている割に書くことが少ないのは、ひたすら議論しかしてなかったからです。
企業様とのLT会に参加してきました。
これまで企業様の前で何かを発表するという機会はほとんどなく、とても緊張しましたが、全メンバー無事にやり遂げることができました!
企業様方に加え、他大学、高専生とも繋がりを作ることができたので、個人的には大成功だったのではないかと考えています。
今後もこのようなLT会に参加し続け、いずれはNUTMEGが主催でLT会をやりたいですね。
ここまでお付き合いしてくださり、ありがとうございます。
8月の途中を書いているあたりから「あ、これ長くなるやつだ」と思いながら書いていましたが、楽しく書くことができたので、まあいいかなと思っています。
これから執行部の仕事も本格化してきて、さらに忙しくなるかと思いますが、誰よりも技大祭を楽しみつつ、実行委員全員を楽しませられるよう頑張ります!!
これからもよろしくお願いします!!!