はじめまして NUTMEG所属 電気電子情報工学分野 B3のしょうちゃんです。
ブログ投稿は初めてなので少し緊張しています。
出来が悪いのは許してください。
今回はブラック部署とも揶揄されることがあるNUTMEGが実はあったかいんだという話をしたいと思います。
僕はNUTMEGに入る前にNUTMEGはブラックや忙しいという噂を耳にしました。 技大祭実行委員のうちNUTMEGを構成する情報局はMTや開発が一年を通して行われている点で他局よりも平均活動量が多いのは事実だと思います。
僕はプログラミング経験のほぼ皆無の状態でNUTMEGに入ったのですが、なんとかここまで半年間活動をすることができました。
半年間活動してみて忙しい活動の裏には見習うべき習慣や気付いた点が出てきたのでブログに残そうと思いました。
まずはじめにNUTMEGの活動について紹介します。NUTMEGでは”全体MT・プロジェクト・メンター・よもやま・不定期企画”などの活動を常時行っています。このような活動内容の豊富さも忙しさの一端を担っているといえます。
まず前提として、NUTMEGの主活動であるプロダクトの開発にはデザインやプログラミングの技術が必要不可欠です。NUTMEG参加当初は誰しもがこれらの技術を持っているわけではありません。一人ひとり技術力も違えば身に着けたい技術も違います。NUTMEGではメンター制度により新入生に対し在校生がマンツーマンで教える機会をつくり必要な技術を身に着けていきます。
NUTMEGでは局員全員が集まる全体MTとプロジェクトメンバーの集まるMTとPM(プロジェクトマネージャー)MTがあります。全体MTでは各プロジェクトの進捗報告や局員の親睦を深めるためのアイスブレイクを行っています。プロジェクトMTやPMMTでは開発の進捗確認や気になった点の共有をします。それぞれ週に1回のMTがあります。
NUTMEGでは開発に関連することのほかにMT後の夕食や不定期なイベント・よもやま・飲み会などを企画して実施しています。今年はNUTMEG LT会やNUTMEGハッカソンが企画され、通常では校外のイベントでしか体験できない内容を疑似的にNUTMEG内で体験することができました。また、NUTMEGでは”よもやま”と呼ばれる局内交流を盛んに行っています。”よもやま”活動についての詳細は「よもやまのすゝめ:比嘉花」で紹介していますので是非ご覧ください。
NUTMEGの活動内容をみると、主目的であるプロダクトの開発以外の活動が多いのが分かると思います。開発を業務的に行うための活動としてはMTとプロジェクト参加さえあれば十分かもしれませんが、局員の成長や活動が楽しく躓かないような工夫がいたるところに準備されています。そのためNUTMEGでは一人一人が自分のペースで活動することができます。
ここからはこれらの活動がNUTMEGでどのような役割を持っているのか自分なりの解釈を話します。
メンター制度では個人の足りない技術を学習する絶好の機会であることは言うまでもありませんが、僕はこの制度がNUTMEG内の縦の関係を支えていると思います。新入生と在校生が1on1での勉強会を定期的に行うことですべての新入生が在校生とのつながりを持つことになります。在校生の中には1年以上の期間を共に活動してきたつながりが既にあるのでNUTMEG全体が間接的に交流することにつながります。
よもやまにはメンター制度や全体MTで築かれた間接的な交流を直接的な交流に発展させる役割があると思います。正直関係の薄い先輩や同級生に気軽に話しかけるコミュニケーション能力があるのならばよもやまは必要ないかもしれませんが、僕は特に用のない相手に雑談を仕掛けるといったことは得意でないので、先輩後輩関係なく「よもやましよう」の一言だけで会話のきっかけ(免罪符)になるのはうれしい制度でした。「あの子のメンターとしゃべってみたい」や「この前少ししゃべったけどもう少し雑談したいな」など気軽な気持ちを行動に移せるのは大事だと思います。
開発は実行委員としてのNUTMEGの主目的でありますが、プログラミング経験の浅い人は勉強の期間を十分に設けてからプロダクト開発に当たることができます。僕も半年間活動したといいましたが実は本格的な開発はまだ触っていません。一方で自分の能力に合わせて既に開発に参加しているB3生もたくさんいます。全員が学業やその他の活動に合わせて自分のペースで開発を進めているし、全員が理解して活動を行っているので互いを尊重できています。
ほかにもNUTMEGではサークル活動という一面を大切にして交流をたくさんしています。slackではNUTMEGの活動に全く関係のない日常をつぶやいたり、アイスブレイクでは他人の趣味や新しい一面を知れたり、NUTMEG LT会やNUTMEGハッカソンなどの局内イベントで知らない一面を知ったり、飲み会ではっちゃけたり、、、
他局で「先輩とはMTでしか話さない」「局内では業務連絡くらいしかしゃべらない」「ご飯に誘いにくい・断りにくい」「会社みたい」など悲しい実情を耳にすることがあるのですがよもやまやアイスブレイクをはじめとする局内交流の流動化によりNUTMEGではこのような悲しい報告は未然に防がれていると思います。
NUTMEGは基本的に有志の集まりでやる気のある人の集まりです。会社のように給料が出るわけでもなく辞めるのも基本的には自由です。また、開発というのは知識があればあるほど幅が広がり楽しいもの(僕はそう思っている)であるので各人共に自分のスキルアップや必要な勉強は隙間時間を見つけて積極的にやっています。そのため、中には深夜に開発をしたりして夜更かしをしたり昼夜逆転する人も居ます。また、開発を趣味に昇華して活動している人も居ることから常に誰かが活動していて忙しそうにみられる面もあると思います。
開発したアプリには利用者がいてそれぞれ運用を始める時期があります。この期限にデプロイが間に合わない場合には他局のアプリ利用者に迷惑が掛かるので、NUTMEGの人たちは限界開発を強いられます。これは開発ペースを誤ると発生するミスですが、時々起こっているようです。また、デプロイ後に致命的なバグが見つかった場合には可及的速やかに直さなくてはなりません。僕はまだ経験していませんが、これらの開発は実際ブラックかと思います。
→NUTMEGはあったかい!!
一方で
今後もより一層よもやまや局内企画を活発にして 先輩が作り上げた環境を維持し、発展させていきたいと思います!!