こんにちは、NUTMEG(技大祭実行委員会 情報局)のkubosakaです。
今回自分がPMを務めるプロダクト「FinanSu」で広告データ等のアップロード・ダウンロード機能が新しく追加されました。この機能を実装するためにMinIOというストレージサーバーを新しくNUTMEGに導入しました。このMinIOというものNUTMEGと技大祭にとってすごく便利なものであると個人的に考えています。今回のブログでは、MinIOの何が便利でどうすごいのか自分の感想を踏まえて書かせていただきます。また、今回のブログは新入生も見ることを想定していますので、補足なども適宜入れていきます。
NUTMEG(情報局)が作っているプロダクトの1つで技大祭でかかるお金に関する業務の一括管理を目的とするプロダクトです。 学園祭の運営には多くのお金が動きます。物品の購入、学内募金、企業協賛活動など様々であり、複雑です。そうした業務の円滑化を図るために「FinanSu」を開発をしております。
興味があれば、kubosakaもしくはメンバーまでご連絡ください!
今回のブログ発表が新入生の体験会ということで軽く補足しておきます。
すごく便利なサービスではあるが、学園祭の実行委員会であるNUTMEGはできるだけお金をかけずにサービスを提供したいため現在導入はしていません。
今回顧客である渉外局 企業協賛部門から「FinanSuを使って企業協賛で使う広告データを管理したい」という要望をもらった 今年度版のリリースに合わせて、MinIOを使いファイルのアップロード、ダウンロード機能を実装しました!
ここまでお聞きした多くの人が、「ファイルのアップロード・ダウンロードができることはわかったけど、革命って大袈裟すぎん? 他に何ができるん?」と思っていることと思います。正直タイトル負けしているブログと感じていますが、AWS S3の互換サービスということで他にも活用ができそうです。
Amazon S3には以下のユースケースがあります。MinIOはS3互換サービスであるため、これらと同様のことが実現できそうです。
次に具体的に技大祭での活用案を提案します。
形式は問わないので、どのようなデータ形式でもアップロード、ダウンロード機能の実装が可能です。
昨年までは、Turn.jsなどを使い、サーバー上にデプロイをして電子パンフレットを公開していました。
MinIOでもpdfdファイルとして公開できます。その際のメリットが以下の通りです。
静的サイトとは
html、css、JavaScriptなどで作られたシンプルなサイトはMinIOにアップロードするだけで公開できます。 パンフレットの事例と同様、デプロイが素早く楽です。
現在NUTMEGのプロダクトとして、機械学習を活用した事例は多くないが、これから使う際に、データの保存先として使うことができる。
サーバーのログの保存先として、DBなどのバックアップ先としても活用ができます。
このようにNUTMEGにMinIOというオブジェクトストレージが実装されたことで、できることの選択肢が増えました。自分達の活動目的は技大祭運営業務の円滑化であるため、NUTMEGに新しい技術を導入することは課題解決の選択肢を増やすことにつながるため、非常に良いことだと思います。引き続き、顧客(ユーザー)のニーズを満たすプロダクト開発を意識して、頑張りましょう。
Next.jsとMinIOによるファイルのアップロード機能に関してはまた別のブログで書こうかと思います。お楽しみに!